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穀雨

  • 2008/04/20(日) 23:01:55

二十四節気「穀雨」
「春雨降りて百穀を生化すればなり」(暦便覧)

百穀春雨に潤う時節である。
不安定な春雨の気候も落着き、
ようやく暖かくなり始める気配です。


朱彜尊の著、曝書亭集の清朝十家絶句(3)より、
鴛鴦湖櫂歌(五)
屋上鳩鳴穀雨開 (屋上の鳩鳴 穀雨開く)
横塘遊女蕩舟回 (横塘の遊女 舟を蕩して回る)
桃花落後蠶齋浴 (桃花落後 蠶 齋しく浴す)
竹筍抽時燕便來 (竹筍 抽す時 燕 便ち來る)

屋根の上で鳩が鳴いている、穀雨もようやく上がったよ
寒さもやわらぎ横塘の遊女が舟をゆらして回っている
桃の花の落ちたあと、蚕もみんな陽光にきらめき
たけのこをひきぬくころ、つばめがとびかう季節になったね
※横塘=現在の南京市の南にあった港町。妓楼が多くあったとの事。

和庭のいろはもみじは、昨年はうどん粉病にやられて散々だったが
今年は、新しい芽が出ていきいきしている。
足元のギボウシは緑の炎のよう。

おなじくもみじの足元に生える黄色い花うつむくこの草はなんだろう。
(後でこの花の名は「キバナホウチャク」と分かった)



イカリソウ  
下はハナイカダ。その名の通り葉っぱ筏に花がのる

アカバナトキワマンサクが満開。

チューリップいろいろ
            雨上がりのいろどりいずれもみずみずしく。
    鈴蘭水仙またの名はスノーフレイク
      紫紺の菊

和庭奥のたたずまいにおちつく

 西洋十二単/アジュガ       あまどころ


  シャガ            万作



はるしぐれもえぎにひかりやわくはね
 

草木清明風光明媚

  • 2008/04/14(月) 00:30:15

万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり。

まさに草木清明風光明媚。草木は明るく伸び自然の眺めは清らかで美しい。
先週末4月5日ころは24節気「清明」。 本日アップする庭先の草木は先週のフォト。
 

4月13日、今日は曇り雨で薄ら寒くて、窓の外昼も暗くて路地に遊ぶ子供の姿もない。

杜牧の五言絶句『清明』
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清明  杜牧

清明時節雨紛紛

路上行人欲断魂

借問酒家何処有

牧童遥指杏花村
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清明の時節雨紛紛
路上の行人魂を断たんと欲す
借問す酒家は何れの処に有る
牧童遥かに指さす杏花の村
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清明の季節だとういうのに粉雨が舞うようでは
道行く私の心持ちも寒々しくしてがっかりだ
通りすがりの子供に、酒屋はどちらの方かと尋ねてみれば
あちらの方だと指さす先の。杏の花咲く彼方の村だと
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朝にふくらめた新芽をもたげて人の指ほどにまだちいさい
その芽はこれから何になるのかもわからない
柔らかな草の芽だが、夕方には明るい萌黄の薄い葉を
ひろげて上をむいていた。
そこにのせた宝ものがこぼれおちないようにちいさな掌を
すぼめて差し出してみせる子供みたいに。

足元に緑色と総称される名もなき自然のバリエーション。
「いろいろないろ」について。

ビリジアンにジンクホワイトを、カドミウムイエローのすじ。ギボウシを油で描く。
玄関先のジューンベリー花咲く

  
ムラサキツツジと十二単/アジュガ
あしもとにはユキノシタがびっしり。手前トネリコの株立ち、まだ若芽は堅い。 
いろはもみじ。昨年はうどん粉病にちぢんでいたが、新しい葉葉は鮮やかに強く艶やかだ。足元におちついたクリスマスローズが大人っぽい。

この白い花はなんと言う植物だろう。   珍しいアオキの花

   タイツリ草(ケマン草)

 満作
春に他の花に先駆けて「まず咲く花」
が”まんさく”になったらしい。
また、花がたくさんつくので「豊年満作」からとも。
欧米では「魔女の榛(はしばみ)」


 
お花畑 
花が終ったら野菜を植えます。


 
おやすみなさい